伊勢湾台風の年に生まれた秋田です。
伊勢湾台風とは・・・
1959年(昭和34年)の9月26日に上陸した台風15号のことです。
甚大な被害が発生しました。
私は、南九州で生まれて育ちました。
いわゆる『台風銀座』と呼ばれたエリアです。
毎年のように台風が襲来しました。
まあ、たいてい南九州にやってくるのは夜中が多かったような気がします。
どこの家も(今ほど建築基準法がきっちりとしていたわけではなくて)古い建物が
多かったので、夜中に『凄い音や揺れ』が襲ってくるのは、子ども心にかなりの
インパクトがあったのを覚えています。
米軍の台風進路予想をお薦めする理由とサイト案内
今でこそ日本の気象庁の台風進路予想も正確というか、あまり外れないようになってきました。
実は昔は、米軍の台風進路予想と気象庁の進路予想とでは、だいぶ違い=ズレがありました。
結果として、いつも(たいがい)当たっていたのが『米軍台風進路予想』でした。
ですから、私は、我が家はいつも米軍の予想を信じて対応していたものです。
米軍台風進路予想はこちらから
JTWC(JOINT TYPHOON WARNING CENTER)⇒ 米軍台風進路予想
QRコードを作成してみました。
一度アクセスされて、ブックマークしておくと便利です。
米軍台風進路予想の確認方法
アクセスしたら下図のようなページが表示されます。
[br num=”1″]
[br num=”1″]
『 TC Warning Graphic 』をクリックしてください。
当ページのいちばん上にあるアイキャッチ画像のような進路予想が表示されます。
米国時間と日本時間の差異(時差)の修正は・・・9時間
もちろん米軍の台風進路予想は、米国時間です。
⇒ 日本時間に修正するには、プラス9時間してください。
日本の方がはやく1日が始まるのです。
※いちばん上の画像を参照ください。
[br num=”1″]
2018年8月20日
【出典:NASAのサイトより】
なぜ、米軍の台風進路予想は正確なのか・・・
軍事衛星の精度・性能が違いますね。
米国の軍は、隠れているテロリストを探し出します。
それに、台風の被害は戦争の被害とある意味いっしょです。
敵の侵攻といっしょです。
対応を一歩間違うと・・・自国の軍隊に、国民に、財産に被害がおよぶのです。
正確に予想することが求められるのですね。
その歴史的な積み重ねで今の精度があるのだと思います。
[br num=”1″]
昭和の3大台風・・・豆知識
伊勢湾台風そのものも生まれた年の秋ですから、もちろん記憶はありません。
両親や祖父母からは、室戸台風や枕崎台風の話を聞かされたものです。
室戸台風 | 1934年(昭和9年)9月21日、室戸岬(高知県)付近に上陸 |
---|---|
枕崎台風 | 1945年(昭和20年)9月17日、枕崎町(当時)(鹿児島県)付近に上陸 台風16号 |
伊勢湾台風 | 1959年(昭和34年)9月26日、潮岬(紀伊半島)に上陸 台風15号 |
今から25年前の鹿児島を襲った8・6水害は100年に一度の大豪雨だった!
(2018年・平成30年から数えて)25年前の8月6日の夕方、
現役のサラリーマンだった私はひざ下までプールのように水があふれた交差点を渡って
駅に向かっていました。
もちろん公共交通機関はマヒ状態でした。
通勤に使っていた電車も止まっていました。
一歩間違えば、2つの前の電車に乗れていたら・・・竜ヶ水という駅でがけ崩れに遭遇して
海に押し流されていたのです。
その時には『100年一度の大豪雨、大災害だ』と言われましたが、
地球全体がおかしくなってきているのでしょうか、今では毎年のように豪雨に見舞われます。
ゲリラ豪雨という単語も誕生しました。
鹿児島での豪雨(8・6水害)は、夕方から3、4時間で夜中前には
『街全体が1.5メートルくらいの深さのプール』のようになったのです。
(もちろん場所によっては2メートルくらいになったところもあったようです)
どうぞ台風の進路予想には十分に注意されてください。
そして、最大限の配慮で備えてください。
老婆心からのアドバイスでした。
[br num=”2″]