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子どもは成長過程にあります。日に日に、大人になったり、子どもに帰ったり・・・3歩進んで2歩下がる的な感じで成長しています。
子どもの躾は役割分担できない
母親1人(若しくは父親)で、子どもを育てるというのは大変だと思います。
1対1で子どもと向き合う必要がありますから。(もちろん複数のお子さんがいらっしゃる場合は、2対1であったり、3対1であったりしますが)
家庭でお互いだけの環境になりますから、躾(しつけ)という点では迷ったり、悩んだりすることも多いと思います。
しかも、お子さんもずっと同じ性格・気質ではありませんし。
反抗期もあります、思春期もあります、またお子さま自体が悩みごとをかかえたり、それこそ学校でいろんなコトがあったり・・・毎日毎日が応用編の一日になるような「日々のものごと」に対処しなくてはいけないこともあります。
それだけでも大変です。自分のコトもあるのに、です。
ただでさえ、現在のコト以外に将来のコトなど不安材料というか、懸念事項になっていることなどが思考や心の一角を占めていたりすると、普通の人は「あーッ!」と叫びたくなってしまうような気持ちに駆られますね。ほんと大変です。
そんな状況でも、自分1人で躾をしなければならないのですから。
(父親との)役割分担的なコトができないのです。片方が○○的な役をして、もう一方がフォローするなんて役割分担ができないのです。
でも、決して投げたり・あきらめたり・自暴自棄的な感じになったりしないでください。
「はあ、何言ってんの?」と言われそうですが・・・
天は、宇宙は、神さまは見ていますから。必ず、見ていてくれていますから。
いちばん避けたいのは、せっかくの家庭自体が機能しなくなったら、ということです。機能不全ということです。
人間の身体においても内臓の一部が機能不全となれば(たとえば心不全など)、生命に関わってきます。
もちろん時間が解決してくれることもあるかも知れません。
子どもさんは成長しますから。少しずつ、大人の考え方・思いに気づいてくれる、似た発想をしてくれる、立場が分かってくれる、という具合に成長してくれる可能性も確かにあります。
でも、大変でしょうけど、その時その時でやはり全力投球はいかがですか。
特別な家庭事情だとか、環境だという必要はありません。
前向きに、お互いの時間をきっちりと話して理解してもらう。どれだけの時間が共有できているか、そしてお互いに24時間しかないこと。
人は、その24時間という貴重な時間を大切に割り振って、協力して生活できている(いや、協力しないとできない)ということ、お互いがいるからこそ生きていけている、ということを真摯に話してみるのもいいかも知れませんね。
その時すぐに理解・納得してくれたら理想ですが・・・人は感情で動くものです。感情が高ぶっていたり、違うポジションにいたら(感情がとどまっていたら)、時間がかかるかも知れません。
でも、きっと通じるはずです。成長するのですから。
子どもは自ら(言わないけど)成長を選択して、自己を磨いています
一歩ずつです。富士山の山頂に到達するのに道は1本だけではありませんね。
いくつものルートがあります。人の成長のルートなんて無限大だと思います。
伝えたいことをきちんと話ができれば、きっと・必ず、届くものです。
少し視点を変えませんか?
大の大人でさえ、言われてもやらない人って(職場にも)いっぱいいませんか?
何度言っても、きかない人
毎日毎日、同じことを言わないとダメな人
・・・
長い間教育を受けてきた大人でさえ、そうなんです。
大変なんです。
まずは、お子さまを言うこときかないから、どうだ、という前に、たくさんのいいところを思い出してください。
去年の今頃を思い出してください。忙しさにかまけて、プラス材料を忘れていませんか。
口に出して言わなくても構いません。好きなんだよ、とつぶやいてください。愛していると思ってください。
それは、とりもなおさず自分自身をも大切にすること、愛することになるのです。
ひょっとして、最近自分を嫌いになっていませんか?
運命や人生のせいにしたいけど、選択した自分を嫌いになっていませんか?
そこからかも知れませんね。自分を好きになることから。